全国学力・学習状況調査(通称「全国学調」)の結果を有効活用するために「平均ゾーンシステム(略称: ZONES)」を開発しました。

各学校や教育委員会がもつ個別の平均正答数分布が、全国の平均的な分布からどのくらい離れているか、近いかを可視化するシステムです。各学校等の平均正答数(AVE)と標準偏差(S.D.)を入力することで簡単に比較できます。

入力データがサーバーなどに送信・収集されることは一切ありません。本ウェブアプリの処理は、お使いの端末(クライアントサイド)のみで行われる仕組みになっています。

下記の利用規約に同意する方のみ、システムにアクセスしてください。

利用規約:
① 教育と研究のための利用に限定します。
② 商業利用や、競争や序列につながる利用は認めません。
③ 本システムを利用して、論文や報告書や記事を執筆される場合は、本システムを利用した旨を明記してください。(例:本研究では、全国学力・学習状況調査「平均ゾーンシステム」(https://ds-efa.info/data_analysis/)を利用した。)
④ 本システムの利用によって生じた不利益や損失については、責任を負いかねます。

全国学力・学習状況調査「平均ゾーンシステム」のウェブアプリ

最新版:令和5~令和3年度

小学校(小6) / 中学校(中3)

令和4~平成31年度

小学校(小6) / 中学校(中3)

令和3~平成30年度

小学校(小6) / 中学校(中3)

(それぞれ別のウィンドウで開きます)

※ 平均値差の大きさの目安として、Cohenのdを表記するようにしました。

  d≧0.5なら「有意な差」、d<0.5なら「差はないに等しい」と評価してください。

※ 「貴校AVE」のボックスには、「平均正答」を入力してください。

※ 本システムの使い方と出力グラフの読み方については、こちら(マニュアルPDF)をご参照ください。

※ 本システムの理論背景については以下の論文をご参照ください。

田端健人・丸山千佳子・本図愛実・原田信之・野坂実央「全国学力テストを有効活用する『平均ゾーンシステム』の新規開発」『宮城教育大学紀要』第56巻、319-333頁、2022年1月。(機関リポジトリはこちら