【公開シンポジウム】全国学力・学習状況調査のこれまでとこれから

~経年変化分析調査と保護者に対する調査を視座として~

2023(令和5)年3月6日(月)14:00-17:00 対面とZoomのハイフレックス開催

案内パンフレットはこちらから

対面会場:宮城教育大学 5号館1階 FCR Lab.(宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149番地)

参加申込フォーム:https://forms.gle/WEq2xMRGoo6987PG6

※ 参加申込フォームを送信すると、登録したアドレス宛にZoom情報等を記載したメールを自動送信します。

14:00-14:10 趣旨説明:本図愛実(宮城教育大学教授)

14:10-14:40 講演I:柴山直(東北大学教授)

       ※柴山先生の資料はこちらから(3月3日午後より閲覧可能)

14:40-15:10 講演II:浜野隆(お茶の水女子大学教授)

15:10-15:40 講演III:田端健人(宮城教育大学教授)

      ※田端の資料はこちらから

15:40-16:10 講演IV:原田信之(名古屋市立大学教授)

16:10-17:00 質疑応答

主催:科学研究費補助事業:基盤研究B「グローバル世界を視野とする学力・非認知能力の効果的学校モデル」(2020-22年度)(課題番号:20H01667)(研究代表:田端健人)

DS-EFA 子ども教育データサイエンスとは

「子ども教育データサイエンス(Data Science of Education for All、略称DS-EFA)」は、すべての子どもの学力と非認知能力の向上をめざすプロジェクトです。科学研究費補助事業、基盤研究B「グローバル世界を視野とする学力・非認知能力の効果的学校モデル」(課題番号:20H01667、代表:田端健人)の調査研究・実践支援を土台として出発しました。

学力と非認知能力の測定と可視化、ならびに実践支援を行います。DS-EFAは次の原則を掲げます。

【第1原則】すべての子どもの学力×非認知能力は向上する。【第2原則】その向上は数値として可視化できる。【第3原則】教師はそれらをマネジメントできる。

この3原則は、DS-EFAのこれまでの調査研究と実践支援の実績から導き出されたものです。

データサイエンスは、教育の領域ではまだまだ浸透していません。データをハンドリングし可視化する技術が、教育現場では非常に限られています。そのため、教育現場に蓄積されている膨大なデータを有効活用できないもどかしさに、現場は悩まされてきました。この現状を打開するために、DS-EFAは、素人が簡単に使えるわかりやすいデータサイエンスの技術を開発・提供します。それぞれの学校や教育行政がデータ分析の主体になるお手伝いをします。各学校や各地域での教育的取り組みの効果や課題を可視化し、数値と実践感覚を往還させるお手伝いをします。取り組みの効果が数量的エビデンスで可視化されることによって、教育者は「手ごたえ」を、子どもは自身の「成長」を実感できるでしょう。「成長している」という教育者と子どもの自信は、学習のモティベーションになり、困難な課題に粘り強く挑戦する勇気を与えてくれるでしょう。